バリの空とボードの上の小さな一歩
新しい
2026-01-03
バリで、ただ波と向き合った日
その朝、バリの空は大きく広がっていた。青く、穏やかで、ただ今日という一日が自然に流れていくこと以外、何も約束しない空だった。大きな目標は持たず、海へ入った。長く立つことも、上手く見せることも求めなかった。そこにあったのは、一本のボード、まだ学び途中の身体、そしてゆっくり寄せてくる波だけ。ひとつひとつのテイクオフが小さな一歩。少しだけ立てることもあれば、笑って転ぶことのほうが多い。そんな時間の中で、世界はとてもシンプルになった。予定も評価もなく、ただ水の音と整え直す呼吸、そしてもう一度挑戦する勇気だけがあった。その日、向き合ったのは波だけだった。だからこそ学べたことがある。忍耐、過程を受け入れること、そして見過ごしがちな小さな瞬間を味わうこと。バリの空の下、ボードの上の小さな一歩は、心を満たすには十分だった。🌊🤍
