最初は、ためらいながら海に足を踏み入れた。
重要
2026-05-13
これは楽しい
最初は、ためらいながら海に足を踏み入れた。
水が足に触れた瞬間、冷たさが体の奥まで一気に伝わってきた。心の中で「これが最初で最後だ」とつぶやいた。失敗すると決めつけていたわけじゃない。ただ、これを楽しめる自信がなかっただけだ。
波は想像よりも大きく見えた。打ち寄せる音はまるで挑戦してくるようで、私はその場に立ち尽くし、勇気を振り絞ろうとしていた。周りの人たちはとてもリラックスしていて、転んでは笑い、また挑戦している。一方で私は…まだ自分自身と葛藤していた。
ゆっくりとパドリングを始めた。すべての動きがぎこちなく、小さな波さえも試練のように感じた。そしてついに、一つの波がやってきた。
立とうとした。
そして…立てた。
ほんの数秒だけ。本当に一瞬だった。でもその瞬間、すべてが変わった。波の音も、冷たさも、不安も、すべて消えていった。残ったのはただ一つの感情――「これは楽しい。」
そのあとも何度も落ちた。
でも不思議と、もう気にならなかった。
さっきまであんなに強く思っていた「これが最初で最後」という言葉は、いつの間にか遠く、意味のないものになっていた。なぜなら今は、転ぶたびに頭に浮かぶのはただ一つだからだ。
もう一度やってみよう。
その瞬間から、私は気づいた。幸せを感じるのはボードの上に立つことだけじゃない。何度も立ち上がろうとする、その過程こそが大切なんだと。
あの数秒は…私を夢中にさせるのに十分だった。 🌊🏄♂️
