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海のそばで生まれたのに、海が怖い。

新しい

2025-12-12

海のそばで生まれたのに、海が怖い。

これは、海の美しさで知られる島に生まれ育ちながらも、海に入ることにあまり慣れていなかった “ローカル” の人の物語です。 理由はさまざま――波が怖い、溺れるのが怖い、泳げない、もしくはただ単に「慣れていないから」というもの。 ある日、サーフィンを体験する機会がやってきました。最初は戸惑いや不安がありました。 しかし、多くの人が自信たっぷりにボードを抱えて海へ向かう姿を見て、小さな勇気が湧いてきました。最初のトライでは、すぐに転倒。二度目も――また転倒。鼻に海水が入り、むせるほど。それでも立ち上がるたびに好奇心は強くなり、まるで波が「もう一度、挑戦してみなよ」と語りかけてくるようでした。そして何度目かの挑戦のとき、小さな優しい波がやってきました。インストラクターが叫びます。「今だ、立って!」ボードに手をつき、体を押し上げ、立ち上がろうとします。奇跡的に、今回はすべてがちょうどよく噛み合いました。ボードは前へ進み、風が顔をなで、そして――数秒間だけですが――人生で初めて波の上に立つことができたのです。思わず笑いがこぼれました。「嘘みたい…なんで今までやらなかったんだろう?」その瞬間、なぜ多くの人がサーフィンに恋をするのかが、初めて分かりました。それは長く立てるかどうかではなく、最初の一歩を踏み出す勇気 なのです。